9月7日 午前7時
我が家起床。
私は休み。今日はガソリンの確保や買い出しに努める予定。
この時点で我が家が住む地域は断水なし、停電中、ガスは不明。
バスは信号が復旧するまで全便運休、JRは運転再開見通したたず。
飛行機は帯広空港が昨日6日からほぼ平常運航しているとの噂があったものの、他の主な空港は午前中全便欠航。
高速道路は一部出入口の封鎖、通行規制などの制限はありましたが大部分は開通。
スマホからのネットと電話は非常に不安定で屋内だとほぼ無理。屋外にでるとだいぶ改善されるも、つながるかつながらないかは運。
通話中に切れたり雑音が入ったりともどかしさ全開。
キャリア等にもよると思いますがここでは我が家のキャリアについては控えさせてください。
昨日、職場の方とスマホの状態を確認しあったところ、どれもあまり変わらない状態かなと思いました。
9月7日 午前7時30分。
長女と柴犬ゆきの散歩へ。
驚くほど日常と変わらない光景に長女も明るい表情。
でも余震に備えいつもの公園には立ち寄らず早めに帰宅。
9月7日 午前8時ころ。
近所の旦那さんから営業しているガソリンスタンドの情報を得たので出発準備。
準備中、妻がラジオで某大型チェーン店のスーパーが今日から通常営業と聞き、帰りに牛乳とパン、野菜等の買い出しを頼まれ、15分ほどで出発。
9月7日 午前10時30分ころ。
給油できず、何も買えず帰宅。
教えてもらったガソリンスタンドは長蛇の列でしたが取りあえず並び、ガソリンスタンドが見えてきたなというところで売り切れになってしまい、でやむを得ず離脱。
いくつか見当をつけていたガソリンスタンドも周りましたが閉店しているか長蛇の列。
私の車はガソリン残量から走行可能距離が表示されるのですが、この時点であと十数キロしか走れず。。。
アイドリングストップの機能がついているとはいえ、並んだ挙句、先ほどのように買えず終いとなっては大打撃のため、残りの十数キロは妻のおつかいにまわすこととしました。
給油を断念して数分ほどで妻が教えてくれた某大型スーパーに到着。
とても通常営業には見えず、近寄ってみると店頭にテントを張り、売っているものはカップラーメンやわずかな日用品。これらは我が家には十分あることから別のスーパーへ。
数か所まわったもののどこも同じような状況で生鮮食品は売っておらず。
スマホでの通話もLINEも不安定すぎて長時間留守にするのはお互い不安ですし、そもそもガソリンの残量が帰宅しか許してくれない状態。
この時点で走行可能距離は一桁。
9月7日 午前11時ころ。
妻が近所の携帯電話を集めてきて我が家で充電。
我が家では屋根にソーラーパネルがついており、お天気次第なところはありますが日中であれば1500Wまで電気の確保ができるコンセントがあります。
携帯電話の充電だけですとワット数にかなり余裕があるため冷蔵庫もつなぎ保冷。
ちなみに電子レンジだけつなげば使用することもできます。
微妙に曇りがちだったため、テレビと他家電の両立は難しいと思い情報収集はラジオのみ。
9月7日 午後0時ころ。
ガスコンロで炊いたご飯と冷凍食品で昼食。おいしかったです。
妻曰く、これから天気が崩れるらしく電気の確保ができなくなるかもしれないから、ダメになる前に冷凍食品を消費したいとのこと。
昼食後、長女は近所の同級生たちと外遊び。
9月7日 午後1時ころ。
裏道的な道路沿いにあるガソリンスタンドが空いているとの情報があり出発準備。
が、エンジンをかけて間もなくガス欠。。。
これで我が家の行動範囲は徒歩圏内となりました。。。
ちなみに教えてくれた方が行ってみたところ1台20ℓ制限で既に長蛇の列だったとのこと。
やむを得ずダメ元でJAFにガス欠での救援要請。
JAFからの最後の一言は時間はかかりますが必ず行きますという非常に心強いお言葉。
ただし給油量は10ℓで、ガソリン分は現金支払い。
9月7日 午後5時ころ。
間もなく暗くなり始めるため長女を帰宅させ、ガスコンロで炊いたごはんと味噌汁、肉と野菜の炒め物などで夕食。
9月7日 午後6時ころ。
妻と長男のペア、長女と私のペアが交代でシャワー。
大きな余震がきたとき全員がびしょ濡れ状態だと大変と考え交代制に。
我が家ではエコキュートを使用しており、タンク内に残っていたお湯(停電中は当然沸かすことができません)で6日と7日はシャワーを浴びることができましたが、私が浴びたときはさすがにぬるかったです。
9月7日 午後7時ころ。
一家団欒しつつ髪を自然乾燥。
久しぶりに我が家一丸となって手遊びやいろいろな話をしたりと楽しいゆっくりとした時間を過ごせました。
このとき気づいたのが、家の中にいてもスマホでネット、通話がいつの間にか普通にできるようになっていました。
9月7日 午後8時ころ。
風呂の残り湯が5日夜からのお湯だったことに気づき、掃除をして新しい水にはりかえ。
9月7日 午後9時ころ。
みんなで布団へ行き、学校の話や妻と私の小さいころの話で盛り上がり長女と長男もなかなか寝ず。。。
私は話しながらもひたすら防災ラジオのハンドルをまわし続け充電。。。
9月7日 午後10時ころ。
停電復旧。
思わずみんな声をあげて狂喜乱舞。
いつまた停電になるかもしれないので今のうちにできることをしようとなり、まずは急いで洗濯。氷がかなり解けかかっていたので急速冷凍で氷の補充。エコキュートでのお湯作り。
もっとあるかなと思いましたがそれぐらいでした。
長女と長男も興奮して寝付けず。
柴犬ゆきも興奮して目を輝かせています。
するとJAFから「30分ほどで到着します。」と電話があり、良いことづくめにいっそう喜ぶ我が家。
しかも、外の様子を見ようと外に出たとき、ご近所さんからちょっと離れてはいるものの間もなくガソリンの販売を再開するスタンドがあるとの情報があり、JAFを待つあいだ出発準備。
9月7日 午後10時30分ころ。
JAF降臨。
聞くとかなりの広範囲を給油してまわっているようで、夕方の時点ではかなりのガソリンスタンドが営業を再開しているがどこも長蛇の列とのこと。
ちなみにコンビエンスストアは昼間営業しているところが多いものの、目ぼしい食料品はほとんど無く暗くなる前に全て閉店しているとのことでした。
また、個人経営のラーメン屋さんや某チェーン店の飲食店はぽつぽつ営業再開しているところもあるとのことでした。
昨日よりは停電から復旧している地域は多いが同じ市町村内でもまばらに復旧しており、信号も点灯しているところと消灯しているところ、隣り合っているマンションなども片や明るく、片や真っ暗と混在しているとのこと。
給油終了後、JAFさんにペットボトル麦茶を飲んでもらいましたが、次が待っているとのことで程なくしてお別れ。
JAFさん、ありがとうございました!
9月7日 午後11時45分ころ。
給油のため出発。
さびしいので柴犬ゆきも同伴です。