不甲斐ない!!
こんにちは。
不甲斐ない私です。
遅ればせながら5月26日の日曜日、我が家は
北海道グリーンランド
へ行ってきましたが、今回の記事では北海道グリーンランドについてはあまり触れることはないと思いますので、詳細については過去記事「北海道グリーンランド」をご覧ください。
いきなり何をシャウトしているのかって?
ではでは順を追ってお話ししますので興味がある方は読み進めてください。
当日の北海道グリーンランドは我が家がいつもお世話になっているJAF割引の日でしたので、予(かね)てより行きたい行きたいと言っていた長女の希望もあって午前9時ころ自宅を出発しました。
車内ではまるで壊れたかのようにアンパンマンのDVDが延々と繰り返され、好きな飲み物やお菓子を頬張りながらみなさん上機嫌でした。
ただし、私だけは少々素直に喜べない理由がありました。
それは車の外気温計を確認するたびに1度、また1度と気温が上がっていることでした。
そう!私は暑いのが大の苦手です!!
寒ければ着ればいい。
でも暑いからって脱ぐのは限界があります!
まさか素っぱだかで北海道グリーンランドへ行くわけにはいきませんからね。
出発前、私が柴犬ゆきとボール遊びをしていると。
妻 「今日、すごい暑くなるみたいだよ。」
私 「笑止!!!」
妻 「は?」
出発前、妻からの警告は話半分で聞いていました。
我が家が住む北海道はまだ5月。
過去にも暑くなるよと言われてせいぜい25度。逆に肌寒かったなんてことは両手では数えきれないほど経験してきました。
そんな妻の心配は杞憂に終わるでしょう!
でも終わりませんでした。。。
北海道グリーンランドに近づくにつれ外気温系は容赦なく上がり続けてすでに26度。
勘弁してください。。。私は暑いのが大の苦手なんです。。。
そう心の中でぶつぶつお願いするもむなしく北海道グリーンランドに到着した午前10ころには28度。。。
恐る恐る車のドアを開けると。。。
大変です!!!
息苦しさを感じる暑さです!!!
なんだかもわっとします!
のちほどニュースで知ったのですが、その日の北海道、特に道東方面では観測史上初の5月猛暑日となり本州を差しおいて日本一暑かったとのこと。。。
どうして本州様にたてつくんだ!
いつもどおりの涼しい北海道に戻っておくれ!
ふと妻と姉弟を見ると暑い暑いとは言っているものの意外と平気そうな様子。
私 「暑くないの?」
妻 「すっごい暑いね!」
姉弟「あついー!」
笑顔で答える妻と姉弟に疑問です。
まぁとりあえず楽しみにしていた姉弟のため、私も精一杯の作り笑顔でその日を過ごす決心をしました。
まずはJAFカードを握りしめ妻が入園料を払います。
長男は3歳になりましたので、今シーズンから料金はかかりますが乗れる遊具が増えますので楽しみです。
お決まりの入園ゲート前での記念撮影。
まだまだ余裕です。
古くさい言い方をすれば余裕のよっちゃんです。
入園後、すぐ目の前にある噴水で記念撮影。
水しぶきとマイナスイオンが心地よく包み込んでくれます。
なんだか今日という日を余裕で乗り切れそうな錯覚に陥ります。
その後、メリーゴーランドやモンスター、ラウンドパイレーツなどなどと立て続けに乗りましたが、ちょっときつくなってきました。
ちなみに私は絶叫系の乗り物は平気です。
が、回転系の乗り物は年齢とともに苦手になってきていることを自覚していますので、長女に誘われるがまま調子こいて乗り続けてしまうと大変です。
ですので、できるだけ長女の気分を害さないように撮影係へとまわります。
う~ん。
できるだけ回転系は避けたいところですが、長女の誘い全てを断るわけにもいかずいくつかの回転系に乗りました。
それにかなり暑くなってきましたね。。。直射日光が容赦なく照り付けてきます。
ちょっと気分が悪いかもしれません。。。
私 「ごめん、ちょっと回転系から離れたいです。」
妻 「顔色悪いな。ヒゲが濃くなって見えるけど大丈夫か?」
私 「はい。。。」
妻 「じゃぁ開拓列車に行くか!無理すんなよ。」
妻に感謝しつつ、長男待望の開拓列車へと移動する我が家。
ガタンゴトンと列車に揺られご機嫌な長男の笑顔に癒されます。
途中、妻と長男のキスシーンを撮影しながら気分回復です。
気を取り直していきましょう!
それにしても暑すぎてみるみる体力と気力が奪われていくのがわかります。
私 「次、なに乗る?」
長女「ティーカップ!」
私 「。。。」
きましたね。
北海道グリーンランド、いえこの世の全ての遊園地で私が一番おそれているもの。
それはティーカップ。別名コーヒーカップ。
メリーゴーランドに次いでだいたいどこの遊園地にもあるメジャー級の乗り物。
ただでさえ回転しているところに、任意でさらなる回転を加えることができるというまさに地獄のゆりかご!
私 「パパ、写真撮ろうかな?」
長女「やだ!いっしょに乗りたい!」
日々成長していく長女。
あと何年、一緒に遊ぼう、乗ろうと誘われるのだろう。
いつの日か私の元を去っていくであろうその日まで長女の全てを大事にしたい。
その願い、叶えましょう!
でもあんまり回さないでください。。。
いざ、ティーカップへ。
妻 「長女ちゃん、あんまり回さないでね。」
長女「やだ(笑)」
どうやら長女は本気で挑んでくるようです。
さぁ、スタートの合図が鳴りました。
It’s a 地獄ショー!
おっと、いきなり回し始める長女!
私はどこを見れば楽なのか急いで視線の先を探します。
そうだ!空だ!空を見上げるんだ!
そう思い立ち、急いで空を見上げる私。
あ。。。なんかすごい回転で頭にものすごい遠心力が。。。
だめだ!逆だ!下を見るんだ!
そう思い立ち急いで下を見ましたが気持ち悪さに拍車がかかりました。。。
こりゃぁダメだ!
どうあがいても勝てる気がしねぇ!!
為す術(なすすべ)がなくサンドバック状態でひたすら時間の経過を待ちます。
ひたすら長く感じたティーカップも気付けば終演を迎え姉弟は満面の笑みです。
が、私は炎天下にさらされつつ、これでもか!といわんばかりに回転させられたので立っているのがやっとの状態。
長女「もう一回のりたい!」
妻 「だめ!乗りたいなら一人で乗りなさい!」
長女「やだ!パパと乗りたい!」
かすかに聞こえてくる妻と長女の会話。
妻も長女も私のすぐ近くにいるのですが、とても遠くで話しているように聞こえます。
どうやらまだ乗りたいようですね。
私 「いいよ。もう一回乗ろうか。」
正常な判断ができなくなっている私に幸あれ。
It’s a 地獄ショー! 2nd season !
容赦なく回し始める長女。。。
相手の弱点を突くその精神力と実行力!
やるじゃない。。。
「北斗の拳」でラオウは虎に死を恐怖させ、ケンシロウは虎に死を覚悟させたというシーンがありました。
ぶんぶん回されている最中、私の視線に入ってきたターンテーブル。
長女ががむしゃらになって回しているターンテーブル。
私にとってそれはまさしくケンシロウ!
「風の谷のナウシカ」のランランララランランラン♪のBGMとともに、私がまだ子どものころ、母親とバスでデパートに出かけたときのことや、お婆ちゃんと手をつないで近所を散歩したときのことなどが走馬灯のように駆け巡ります。
はぁ。。。20年前に亡くなったお婆ちゃんに逢いたいなぁと思っていたところ、どうやらティーカップは終わったようです。
どうやら私はまだお婆ちゃんの元へ行くには早いようです。
ティーカップを降りたあと、残念ながら暑さと回転にやられてしまい気分がすぐれず私は戦線離脱です。
私 「とにかくゴロンとしたい。。。」
妻 「おぉ、無理しないで休んでろ。。。」
そして妻と姉弟が各種遊具で遊ぶ中、私はなんとかついていきレジャーシートを敷いてゴロンとしていました。
長女が一番楽しみにしていたツインドラゴンも一緒に乗れず。。。
せめて一緒の記念撮影だけでも。。。
長女の身長が115cmを超えたので、一緒に乗ろうねと約束していた轟音も一緒に乗れず。。。
せめて妻と乗っているところを記念撮影だけでも。。。
観覧車なら乗っているだけだから大丈夫だろう。
そう思い同乗はしたものの中が暑くて。。。
結局閉園までいてしまった我が家。
およそ数時間はゴロンとしていた私。
おっさんがゴロンとしている画像ばかりになってしまい無念です。
帰りは妻に運転してもらって帰宅しました。
ちなみにこんな不甲斐ない私に妻はとても優しかったです。
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