帰宅

帰省

長女「まだいたいよ!(大泣き)」

義母「またおいでよ!(涙ぐみながら)」

 

 妻実家でちょっと早めの昼食をいただいたあと我が家へ向けて出発し、夕方無事に帰宅しました。

慣れている道とはいえ長距離運転は緊張しますね。

渋滞まではいきませんが車もけっこう多かったです。

車中泊してしまったせいか体中痛いです。。。

特に首。完全に寝違えているようです。

 

 

午前中に荷物を積み終え、あとは出発を待つだけとなったので妻実家前で柴犬ゆきと談笑(ゆきは黙って聞いているだけです。)していると。 

 

ラン子さん登場です。

せっかく見送りにきてくれたというのにゆきがびくびくしたものだからラン子さんはそそくさと家の中へ。。。

毎度不思議に思うのですが、ゆきが来たとき、帰るときは必ずラン子さんが顔を出します。

ちなみに、ゆきがいないときはほとんど出てきません。。。

まぁラン子さんについてはいろいろな話がありますのでいつか当ブログで紹介できればと思います。

 

 

ラン子さんが去って間もなく、みんなが外に出てきました。

いよいよ出発です。

帰りたくないと泣きじゃくる長女、涙をこらえきれない義母と妻。

毎度のことですが、そんな妻たちをよそ目に私は無を貫き通します。

ここで下手な発言をすると双方を困惑させ余計別れをつらくさせてしまうからです。

私は明日から仕事ですし、長女は学校が始まります。

別れは非常につらいですが、兎にも角にも出発せねばなりません。

 

私 「そろそろ出発します。次は冬休みにお邪魔しますのでそれまでお元気でお過ごしください。」

 

私の淡々とした言葉に妻は何も言いません。

誰かが事務的にその場を区切らなければならないと知っているからです。

 

正午少し前、妻実家を出発しました。

 

 

出発して十数分後。

 私 「うっひゃーーほっほーーい!(大げさに発言)」

妻・長女「なに!?」

 

鹿です。

しかも親子です。

後続車がいないことを確認して路肩に停車します。

長女は野生の鹿に興奮し先ほどまでの泣き顔が嘘のように晴れ、妻も私の突拍子もない雄叫びに表情を明るくしてくれました。

ところで鹿の画像には小鹿も写っていますので興味がある方は探してみてください。

ちなみに鹿は危険です。

同僚が新車を廃車にしてしまったほど危険です。

道路を横切ったと思って車を走らせると後続の鹿がこれでもか!というぐらい連なって飛び出してくることもあります。

みなさん、鹿にはくれぐれもお気を付けください。

あと奈良の鹿のように餌付けしようと考えてはいけません。

野生動物に干渉してはいけません。

 

 

車内の雰囲気も明るくなり颯爽と車を走らせ、まずはいつものドッグラン併設のサービスエリアで休憩です。

私が寝過ごしたサービスエリアですね。。。

途中、雨も降りましたがここではなんとか晴れに。

まずはドッグランです。

長女とゆきがボールを追っかけます。

写真はテニスボールを追いかけていますが小さくて見えにくいですね。。。

 

ドッグランで運動したあとは、景色のよい高台へ。

毎度お決まりの記念撮影です。

ちなみに牧草ロールに見えるものは風化したレプリカです。

  

 

30分ほど休憩したのち、いよいよ我が家へ向けて出発です。

この先約3時間、トイレ以外止まる予定はありません。

今日は高校野球がおやすみということで、車内ではアンパンマン、きかんしゃトーマス、ロボカーポリー等々DVDの大上映会が繰り広げられ、みんな思い思いの時間を過ごしました。

 

私は特大麦茶を飲みながらひたすら運転です。

そして毎度おなじみ、ゆきからのアプローチ。

 

え?画像を使いまわしてないかって?

いえいえ。ご安心ください。

確かにシャツは偶然同じものを着ていますが、短パンの柄が違っています。

 

 

夕方、無事帰宅。

時折雨にも見舞われましたが事故なく車酔いの家族も出ず無事帰宅できて一安心です。

  

 

妻は自分から里帰りしたいと言ったことがありません。

決して帰りたくないというわけではありません。帰りたくても言わないだけなのです。

私と一緒になったとき、妻は生まれ育った地元を離れなければなりませんでした。

私の仕事の都合上、おそらく妻の実家がある市町村にはもう住むことはできません。

義母、義父が私と一緒になることを反対したのかどうかはわかりません。

でも妻は相当の覚悟をもって私と一緒になり、ついてきてくれました。

 

長女、長男の出産時、様々な事情(義父母と不仲という理由ではありません。)が重なってしまい、義母が妻の出産前後に立ち会えなくなってしまったときも地元で産みたいとは言わず、一人で産婦人科に通い、長女のときは私だけ、長男のときは長女と私だけしか傍にいてやれず、私には想像できない不安や苦労があったことと思います。

でも妻はその件に関しては一言も愚痴や不平不満をこぼさず今に至り、そんな意地らしい妻にいつも敬服します。

妻自ら言わないのであれば、私から里帰りをもちかけるだけ。そう思う今日この頃です。

 

 

私 「ただいま!」

妻 「誰かいるのかい?」

私 「いや、別に。。。」

妻 「どっかの言葉で叫びながらあちこち見てまわらないのか?」

私 「あ。。。うん。。。今日はやめておこうかな。。。」