三笠鉄道村

お出かけ

私 「ゴールデンウィーク、何か予定は?」

妻 「ないわ。」

 

こんばんは。

あっという間に過ぎ去ったゴールデンウィーク。。。

え?今更ゴールデンウィークの話?と思われていることでしょう。

私自身もそう思っています。。。が、まぁ語らせてください。

 

ゴールデンウィーク前、妻に予定を確認したところ無情にも我が家のスケジュールは真っ白ということが判明しました。

残念ながら私は途中で1日だけ仕事がありましたが暦の上では10連休。

 

ん~~せっかくなので長女と長男をどこかへ連れていきたいものですね。。。

遅ればせながらネットで検索してみましたが、ホテルやパック旅行はほとんど売り切れで残っているものは高い!

え?あそこってこんなに高かったっけ?と目を疑う勢いで高くなっていますね。。。

困りました。。。

ですので妻に相談してみました。

 

私 「せっかくの連休だし、どこか行かない?」

妻 「いいけど、夫さんゆっくり休みたいんじゃない?」

 

意外にも私を気遣ってくれる妻。

 

私 「いや、私は大丈夫。それより子どもが楽しめそうなとこってどこかあるかい?」

妻 「ん~~~。。。」

 

そして何やら検索する妻。

 

妻 「三笠鉄道村。」

私 「聞いたことないね。」

妻 「SLに乗れるみたいだよ。」

私 「長男、電車好きだから行ってみようか。」

 

と、いうことで4月28日(日)に急きょ行ってみました。

 

これからお話しする内容は2019年4月28日現在の内容ですので、最新情報は直接お問い合わせいただくか公式ホームページでご確認ください。

 

 

三笠鉄道村とは

三笠市にあり、三笠鉄道記念館のある「幌内ゾーン」とクロフォード公園の名称で親しまれている「三笠ゾーン」の2ゾーンで構成されています。

が、幌内ゾーンと三笠ゾーンはけっこう距離があり、徒歩でゾーン間を行き来するのは我が家としてはちょっと無理かなと思いました。

ちなみに今回我が家が訪れたのはSLに乗れるという幌内ゾーンのみで、三笠ゾーンは時間の都合上立ち寄ることができませんでしたので今回の記事ではこれ以上触れることはありません。

 

 

三笠鉄道記念館

昭和62年にオープンした鉄道関係の博物館で、北海道鉄道発祥の地として明治から昭和にかけての貴重な資料や実際に使用された時刻表、制服、SL模型が展示されています。

まぁこの説明だけですと「ほんとに子どもも楽しめるの?」と疑ってかかりたくなる内容ですので我が家なりに説明しますと。

館内では触ることはできませんが多数の鉄道模型が展示されており、館外では実際に使われていた展示車両に乗車して運転席に座っていろいろと触ることができるほか、有料ですが本物のSL(蒸気機関車)やミニ新幹線に乗車することができます。

またホームページをみると年間通して各種イベントが催されていますので、狙って行ってみるのも手かもしれません。

まぁ論より証拠。

興味がある方は読み進めてみてください。

 

 

アクセス

場所は札幌中心部の北側約50kmの三笠市にあり、高速道路を使う場合、三笠インターチェンジで下りれば三笠鉄道村はすぐそばです。

ちなみに我が家は途中の道の駅に寄りたかったため、高速道路を使わず1時間半ほどで到着しました。

 

 

駐車場

駐車場は第1~第3駐車場まであり全て無料です。

大事なことなので繰り返しお伝えしますが

駐車場料金は無料

です。

ちなみに我が家が駐車したのは鉄道記念館のすぐ前にある駐車場で、ゴールデンウィーク中でもそこまで混雑はしておらずすぐ駐車できました。

 

 

営業時間など

営業時間  午前9時~午後5時

定休日   毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)

営業期間  4月16日~10月15日(冬期間は休館です。)

 

 

料 金

鉄道記念館外で無料施設のみ利用であれば入園料等は一切かかりません。

詳細については後述させていただきます。

 

 

 

ではでは。

当日の我が家の行動を追いつつもう少し詳しく説明させていただきます。

 

 

 

イベント①(S-304号誕生祭)

午前11時40分ころ到着。

車から降りると屋外に展示されているSL(S-304号という名称の蒸気機関車)付近に人が集まっており何やら賑やかな様子。

どうやら4月27日、28日の二日間は

S-304号誕生祭

なる展示SLの80歳を祝うイベントが催されおり、事前に下調べをしていなかった我が家は間に合わなかったようです。

途中参加となってしまいますが、せっかくなので間近で観ようと足早に向かっていると突如けたたましく汽笛が鳴り、我が家一のビビリさんである私だけが思いっきり声を出して驚きました。

 

どうやら汽笛とともに誕生祭は終了し、その後は一口ケーキが振舞われたようですが出遅れた我が家には詳細はわからず。。。

 

 

鉄道記念館の料金

次に我が家の目にはいってきたものは茶色い建物の鉄道記念館。

入館には、通常料金で

一般 530円

小・中学生 210円

でしたが、我が家が訪れた4月28日は誕生祭ということでSL乗車券(300円)とセットで購入すれば

大人 580円(250円お得)

小人 310円(200円お得)

であったためセットで購入することに。

 

ちなみに3歳児の長男は入館料がかからずSL乗車券のみ購入とのことでした。

また、我が家がよくお世話になるJAF割引もあるようですが、今回のセット購入には適用されず。

でも受付の方曰く「セットのほうが割引率高いですよ!」とのこと。

 

 

SL乗車

前述のS-304号というSLは乗車することができ、料金は大人も3歳児の長男も同じ料金(3歳未満はわかりません。)で

1回 300円

であり、運行状況は

土曜    午後0時始発~午後4時最終

日曜・祝日 午前10時始発~午後4時最終

となっていますが、午後0時30分のお昼時だけは運休となっています。

また、平日の運行状況はわかりませんが、北海道の夏休みシーズンである7月下旬から8月中旬は休館日である月曜をのぞき運行となっていますので、事前に公式ホームページか直接問い合わせてみることをお勧めします。

さて、長男が一番のお楽しみにしているであろうSLに乗車です。

 

午後0時の便に乗車するため列に並び、予め購入していたチケットを見せるか、現金で乗車券を購入すると切符を渡されます。

 

なんだか懐かしさを感じますね。

今はICカードや自動改札機でピッ!ですからね。

渡された切符を握りしめ(回収はされません。)席に着き出発を待つ我が家。

 

電車大好き長男のニヤけた顔を見て油断していると、けたたましく汽笛が鳴り再び我が家一のビビリさんである私だけが思いっきり声を出して驚きました。

そして走り出すSL。

けっこうガタンガタン揺れますが、電車(正確には汽車ですが。)に乗っているという感覚を全身で感じることができるためか長男はご満悦の様子。

※三笠SLの車窓から

 

乗車時間は5分ほどで進んだ線路をバックして戻ってくるだけと短いですが、なかなか体験できないことですので我が家は満足でした。

乗車後はSL前で記念撮影。

 

ちなみに先頭に取り付けられた黄色の80というエンブレムのようなものは、S―304号の80歳誕生祭を記念して製作されたヘッドマークとのことでした。

 

 

展示車両見学

施設内の至る所に機関車やラッセル車(線路の除雪をする機関車)が展示されているのですが、鉄道に疎(うと)く公式ホームページの展示車両名を見てもさっぱりな我が家は説明する資格がなく、素人の感想として大きいね!かっこいいね!ぐらいしかお伝えすることができず申し訳ありません。

 

展示車両の一部は、車内に入ることができて運転席に座ってハンドルなどを動かせる車両もあり、姉弟はあっちこっちと動かすことに夢中になっていました。

 

ただ、車庫内の展示車両は車内を端から端へと歩いて移動できるのですが非常に暗くて狭い通路がありますので探索する際はお気を付けください。

※私がひっかかりまくりだった通路

 

鉄道村さん、できれば照明をつけていただけるとありがたいです!

 

 

イベント②(餅まき)

展示車両内を見学していると鉄道記念館前が騒がしくなってきましたので、運転席で遊んでいる長男をひっぺがし抱えて移動します。

どうやら4月28日限定でS-304号誕生祭のイベントのひとつとして、13時から餅まきが催されるようです。

 

そしてまかれる餅には抽選券がついており、見事当選するとケーキや

SL乗車券付の鉄道村記念館年間パスポート

などが当るようです。

正直なところ、これは嬉しいのかどうか微妙なところです。

が、張り切って参加する我が家。

ちなみに餅をまくのはこの方。

おそらく鉄道村記念館公式戦隊『ぽっぽレンジャー』のおそらくリーダーぽっぽレッドSLの車掌さん

 

ぽっぽレッドの白いゴム長靴と白い皮手袋が眩しすぎて直視できない妻。

やけに腰の低いぽっぽレッドがツボにはまったようで、下を向いて笑いを押し殺している妻。

※右の方が車掌さんです。

 

ちなみに、敷地内のポスターでぽっぽブルーとぽっぽイエローの存在も確認されていますが本日は未確認。

きっと多忙なのでしょう。

いつかお会いしたいものです。

餅まきは前半が『お子様のための餅まき』で後半が『大人が本気を出す餅まき』と二部構成。

 

お子様のための餅まき

まずは前半戦。

ステージ前の仕切られた区画に子どもたちが入り、その中に餅がまかれます。

我が家からはもちろん姉弟が参加です。

が、区画内はけっこうひしめき合っておりなかなか身動きがとれない姉弟。。。

北斗の拳でケンシロウとユリアが逃げ込もうとした199X年の核シェルターを彷彿(ほうふつ)とさせます。

タートの合図とともにやさしく餅をまくぽっぽレッドと車掌さん。

 

餅のほかにお菓子もまかれるているようです。

かなりの数がまかれているようです。

子どもたちが手をのばし「こっちこっち!」と叫んでいます。

ふと、戦後の子どもたちが「ギブミーチョコレート!」と叫びながらアメリカの兵隊さんが乗ったジープを追いかけまわし、必死にチョコやガムを獲得しようとする光景を想像しました。

そんなどうでもいい光景を想像している間に前半戦終了です。

獲得数は。。。長女0個長男1個

 

そして抽選結果は!

残念!!

 

ちなみにひとつも取れなかった子どもには一口ケーキが振舞われ見事長女が獲得。

煤(すす)をイメージした色のようです。

 
大人が本気を出す餅まき

次に後半戦。

もちろん妻と私が参戦です。

 

司会「大人の部は鉄道記念館2階から餅をまきま~す!」

 

どよめく大人たち。

いつの間にか鉄道記念館2階の窓から手を振っているぽっぽレッドと車掌さん。

ふと周りの大人を見ると、帽子を受け皿にしようと天にかかげている方も。

そんな光景をみて姉弟が被っていた帽子を脱がせ手に持つ妻。

 

妻 「ほら、帽子使え。」

私 「いや、私は神から授かったこの腕一本で勝負する。」

妻 「ほら、早く!」

 

あれ?聞こえなかったのかな?

 

私 「私は神からさず。。。」

妻 「何ぶつぶつ言ってるんだ?もういい。好きにしろ。」

私 「。。。」

 

いよいよスタートです。そして降ってくる餅、餅、餅。

 

メです!

餅の勢いがありすぎて手にあたってもはじかれます。。。

そもそも人が多すぎて落下地点に移動できません。。。

ふと妻を見ると必死で天に向かって帽子をかかげていますがやはり餅がバウンドしてこぼれ落ちている様子。

こりゃダメだ。。。

そう思いふと地面を見ると餅が落ちているではないですか!

すかさず拾う私。

ただほとんど動けないので落ちている餅はけっこうあったのですが手が届かず私の周りの餅しかつかめませんでした。

死闘だった後半戦終了。

獲得数は。。。妻0個私3個

 

そして抽選結果は残念!!

まぁ我が家らしい結果でした。 

 

 

ミニ新幹線

餅まきが終わったところで、長女の希望でミニ新幹線へ移動しました。

ミニ新幹線は敷地内を5分ほどかけて一周し、料金は

1歳以上 300円

です。

 

途中には踏切やトンネルもあり長男が雄たけびをあげて喜んでおりなかなか楽しそうでした。

私はビデオカメラを持って追いかける役でしたが移動距離がすごく途中で追いかけるのをやめました。

ミニ新幹線は子どもに人気があるようでけっこう並んでいました。

 

 

鉄道記念館

館内は主に博物館となっており、最初は子どもにはおもしろくないかな?と思いましたが、押したら動いたり光ったりする装置や信号機。

 

触ることはできませんが多くの鉄道模型などが並んでおり、プラレール好きの長男は目を輝かせて喜んでいました。

 

ちなみに長男一番のお気に入りは、一回300円で実際に新幹線を動かすことができる広大なジオラマです。

 

2階には休憩室があり、入口に大きく『PLARAIL(プラレール)』と看板があります。

 

きっとこれは長男が大喜びすることでしょう!

いざ中へ!

 

ん~~確かにプラレールで作った立派な町がすみっこにあるのですが、触ることはできず近くで眺めるだけのようです。

ちなみにこのプラレールを利用したイベントも催されることがあるようですので、また機会があれば訪れてみたいと思います。

休憩室は他にはちょっとした遊べるスペースがあり親が休憩したいときなどに利用するのは便利かなと思いました。

 

また鉄道記念館の入口(無料区間)と2階(有料区間)にはそれぞれ駅員制服体験コーナーがあり実際の制服を試着できるのですが有料区間には残念ながら帽子はありませんでした。

 

試しに姉弟に着せたところ、長男が銀河鉄道999の車掌さんみたいになってしまいました。

 

 

最後に

屋外には食堂車のレストランや有料ですがバッテリーカー、なぜか射的などの出店もあり、姉弟は意外と楽しんでくれたようです。

 

札幌から比較的近く、鉄道好きのお子さんと日帰りで遊びに行くにはちょうど良いところだと思いますので、機会があれば是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみにSL機関士体験クラブというものもありますので鉄道ファンの方は大人だけでも楽しめそうです。

私からの最後の警告ですが、ときどき吹鳴される汽笛の音にはお気を付けください!

 

 

 

さてさて無事帰宅後は一人でお留守番をしてくれた柴犬ゆきのお散歩です。

いつもさびしい思いをさせてごめんね!

 

 

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