私 「ただいま!」
妻 「おかえり!」
長女「おかえりなさい!」
長男「おかえりー。」
当然かもしれませんが、我が家では挨拶を重んじています。
ちなみに私は人見知りな性格で社会人になってもしばらくの間は挨拶が苦手でした。
が、職場で挨拶しないわけにもいかないので仕方なしに繰り返すうちに今では呼吸をするように自然と挨拶が出ることに気付きました。
繰り返せば慣れて自然と出る、そう思ったら長男、長女にも早いうちから慣れてもらいましょう!ということで我が家では必ず挨拶をすることと私が勝手に決めています。
我が家の柴犬ゆきには来客が多く、外に出るとゆきと遊んでくれている来客とよく遭遇します。そして挨拶を交わすことで世間話やゆきの話となり、後日またゆきのところへ遊びに来てくれるという流れになることが多いです。
もし、他所の家の犬を見ているとき、不意に家主が出てきて無言でしたら戸惑ってしまいますよね。。。そうならないためにも我が家では不意の来客に遭遇しても自然と挨拶ができるよう家庭内であっても常日頃挨拶を交わすようにしています。
ゆきと散歩中、時々お会いする方がいます。
その方も犬を連れていますが、お会いした当初(一昨年です)はフンを拾わない方でした。。。犬を飼う者としてとても残念な気持ちになり、最初は挨拶どころか無言で相手と行き交うだけでした。
当然向こうも「何みてるんだ?」という不快感たっぷりの様子で私を見つめ返すもののフンを拾うことはありませんでした。
まぁ散歩の度にお会いするというわけでもなく、毎回私の目の前でフンをしているというわけではないのですが、犬がフンをしても持ち帰らない、そんな行為を誰かが見たら犬を飼っている者は皆同じという目で見られるかもしれません。
ですので、我が家の司令塔、妻に相談してみました。
妻 「憎しみは憎しみを生む。わかるな?」
私 「ごめん、わかりません。。。」
妻 「直接言えば角が立つから軽く挨拶だけしてみたら?」
私 「わかった!」
妻からのお言葉ををありがたく頂戴し、次回から実行することとしました。
最初、挨拶をしても返ってくるかこないかの際どい攻防が繰り広げられ、そして相変わらずフンを持ち帰らない相手。
こんな行為は無意味なのかもしれないと思いつつも繰り返していたある日、相手から先に挨拶が。
そしてある日、いつもリード以外は何も持っていなかった手に何やらポーチのようなものを持つようになり、いつの間にやらフンを拾っている光景を普通に目にするようになりました。
挨拶が影響したのかは正直わかりません。
でも今では時々立ち話をすることもあり、我が家が住む地域のお祭り情報を提供してくれたりします。この立ち話は間違いなく挨拶がきっかけです。
柴犬ブログで何言いたいの?柴犬登場しないなら帰るよ?そう思われて当然ですね。
前置きが異常に長くなってしまいました。。。
私が帰宅すると口で話すことができないゆきは全身で「おかえり。」と挨拶をしてくれます。
なぜかケージに入り、口にオヤツかぬいぐるみを咥え、細い手を突き出し、のけ反りながらの「おかえり。」です。
我が子同然に愛おしくなる瞬間です。