胃カメラとバリウム(前編)

我が家の出来事

やらかしてしまいました。

 

来月、妻と人間ドックを受診するのですが妻の逆鱗に触れてしまいました。。。

朝っぱらからこっぴどく叱られてしまい、帰宅の途につく私の足取りは非常に重いものでした。

 

まぁこの話は長くなりそうですので今夜は前編をお届けしたいと思います。

 

そういえば、夕方に柴犬ゆきの画像が1枚だけ送られてきましたが詳細は全く分かりませんし聞く勇気もございません。。。

 

 

数か月前。

私はここ数年、人間ドックを受診しています。

妻は長女と長男がお腹にいる期間は妊婦検診を受けていますが、それ以外の期間は健康診断や人間ドックを全く受けていませんでした。

ですので、妻にも一緒に人間ドックを受診してみないか確認しました。

 

私 「12月に人間ドック受けようと思うんだけど、妻ちゃんどうする?」

妻 「長男くん預かってくれるところ探すの大変だから今年もやめておくよ。」

 

実は長男が生まれる少し前、どうしても長女を連れていけない急用ができたため、いくつかの託児所に確認したのですが、どこも行事が重なっていることを理由にお断りされてしまい大変な思いをした経験があります。

とはいえ、実際に預けるのはまだまだ先のこと。

前回と違って時間に余裕がありますし、そして何よりもすでに私が預かってくれる託児所を見つけていました。

 

私 「長男、預かってくれるところ見つけてあるよ。」

妻 「え?」

私 「調べて探しておいたよ。まだ先すぎて決定ではないけどね。」

妻 「でも、一人で知らない場所に置いてきたら泣くんじゃないかな?」

私 「何回か体験入園して慣れさせることもできるみたいだから大丈夫でしょ。」

 

まぁあまり先のことを心配しても仕方ありません。

長男には少々可哀想な思いをさせてしまいますが、それは一時のこと。

私にとっては妻も大事なのです。

現在、妻が調子悪そうといった様子はありませんが、万が一のこともあり得るかもしれませんので、ここはなんとしてでも受診していただきたい。

そう説得し、今年は妻も人間ドックを受診することとなりました。

ちなみに人間ドックは午前中で終わりますので、長女の下校前には帰宅できます。

 

さて、人間ドックを申し込む前に、胃の検査で「胃カメラ」か「バリウム」のどちらかを事前に選択しなければなりません。

 

妻 「どっちにしようか?」

私 「私はバリウムで。」

妻 「でも胃カメラも試してみたいな。」

私 「私はバリウムで。」

妻 「う~~ん。。。」

 

胃カメラ未経験の妻と私。

 

妻 「せっかくなら胃カメラのほうがいいかな。」

私 「私はバリウムで。」

妻 「一緒に胃カメラにしよ?」

私 「私はバリウムで。」

妻 「一人で胃カメラは不安だからやめておこうかな。。。」

私 「え?人間ドックやめちゃうの?」

妻 「うん、どうせ受けるなら胃カメラがいいけど一人は怖いし。。。」

私 「わかったよ。胃カメラにするよ。」

妻 「ほんと!?」

私 「はい。」

 

 

そしてその数日後。

病院に人間ドック予約のため電話する私。

 

病院「申し訳ありません。希望された日の胃カメラ定員が残り一名でして。。。」

私 「では、私はバリウムでお願いします。」

病院「少しお日にちをずらしていただければ、定員に余裕がありますが。。。」

私 「実はその日に託児所予約してまして。ですので私はバリウムでお願いします。」

病院「まだ半年先ですが変更できないのですか?」

私 「年末近いですし、ちょっと無理言ってお願いしたところもありますので、私はバリウムでお願いします。」

病院「わかりました。では奥様だけ胃カメラですね。」

私 「はい。」

 

最初は私もちゃんと夫婦そろって「胃カメラ」で申し込んだ。

急な日にち変更は託児所に迷惑をかけてしまう。

と、正当な理由で変更できたことに内心ほっとした記憶が今も鮮明に残っています。

ただし、別の日なら夫婦そろって胃カメラにできたことは言わないですがね。

嘘はついていません。余計な情報を伝えないだけです。

 

妻には大義名分の理由のもと正々堂々と

「しかたなく私だけバリウムに変更したから。」

と言えば、妻も承諾するしかなく全てが丸く収まるはず!

 

ここまでが数か月前のお話です。

 

 

 

時は流れ昨日。

人間ドックを受診する病院から検査キット等が入った封筒が届きました。

 

妻 「そういえば、病院から人間ドックの封筒届いてたよ。」

私 「あ。。。うん。。。無くしたら困るからしまっておくね。。。」

 

封筒が未開封であることに安心し、そそくさと部屋に隠す私。

数か月前のあの日、大義名分の理由のもと正々堂々とすぐに妻に伝えていれば今朝もいつもどおりの平穏な朝だったのでしょう。 

 

 

ずぅっとだまっていました。。。

 

 

そして今朝全てバレました。。。