我が家には柴犬ゆきがいます。

当然、犬なので話すことはできません。

ゆきが我が家の一員となる前、ペットショップで出会ったときからゆきの目を見ると今何をしてほしいのか、何を伝えたいのかがわかるような気がします。

気がするだけで100%ではありません。

ペットを飼ってらっしゃるみなさんもおそらく同じではないでしょうか。 

目は口ほどに物を言うとはよくいったものです。

 

 

妻はゆきにとって一番安心できる人です。

妻にはよく甘えた目でみつめ、妻がそれに応えると手を差し出してきたり顔を膝に乗せてきたり全身で喜びと甘えん坊ぶりを押し出してきます。 

 

 

長女はとても活発で、ゆきに歌って聞かせ、踊って見せ、ときにはドレスを着てゆきを舞踏会に誘ったりと私が言うのも変ですが華やかさがあります。

そんな長女にゆきはいつも好奇の眼差しを向け、長女がゆきを誘うと一緒になってはしゃいだり遊びだします。

ただし、長女が家の前で自転車やジェイボード(くねくねするスケボーのようなもの)で遊ぶときは一気にびくびくしだし助けを求める目になります。 

 

 

長男はゆきのことが好きで好きでしかたありません。

が、ゆきと接するときの力加減がわかっていないのか少々乱暴に感じるときがあります。

でも、ゆきはそんな乱暴に迫ってくる長男に対して吠えついたり噛みついたりといった抵抗はせず、ただひたすら困った目や怯えた目で妻や私に訴えかけてきます。

とはいえ、ゆきも私たち人間と同じように機嫌の良し悪しや我慢の限界といったものがあるかもしれませんので、万が一に備え長男がゆきに近づくときは必ず妻か私が長男をある程度セーブしていますので今のところはお互いにケガはしていません。

ゆきは長男のことが嫌いなのか?と言われればおそらくそうではなく、長男が一人で遊んでいるときはゆきも優しい目で見つめています。

今日、妻と長男とゆきが散歩へ行き、最初は長男とゆきが一緒になって遊んでいたようですが、途中で長男がスベリ台で遊び始めるとゆきがベンチにやって来て黙って座り長男を見つめていたそうです。

 

妻が言うには

妻 「あれは母親の目だね。」

とのことです。。。

残念ながら写真は撮れなかったようですが、このときのゆきの目はとても優しく子供を見守る母親の目だったと。。。思い起こせば長男が生まれてゆきに紹介したとき、決して身を乗り出してのぞきこもうとせず、ただじっと母親のような優しい目をしていたのは覚えています。

まぁ適度な距離を保ちさえすればゆきも満更ではなさそうです。

  

 

目は口ほどに物を言い、犬(だけではありませんが)は仕草でも物を言います。

何をしてほしいのかわからず困ってしまうというときは、落ち着いて目と仕草を見てあげてください。きっと何を伝えようとしているのか次第にわかってくることと思います。

 

 

 

忘れてました!

私にはどんな目をするのかって?

こんな目です。。。