ブラッシング

柴犬ゆき

長男「ゆき、きれいきれいする!」

 

悪意のない無邪気な長男の一言が、朝食を終え、午前の散歩を終え、いつもどおり来客用ベンチに腰掛けまったりとしていた柴犬ゆきの平穏を奪うこととなったそうです。

今日はそんなせつなく悲しい物語を妻が下書きしていたので、私風にアレンジして皆様にお届けしたいと思います。 

 

妻 「ゆき~。」

長男「ゆきー!」

 

ゆきが一番安心できる人。それが妻です。

突然現れた妻と長男。

いつものように猫なで声で呼ぶ妻。

早めのおやつかボール遊びだと思ったのか、何の疑いもなく体をくねらせ駆け寄ってきたそうです。

ゆきが妻のヒザに顔をくっつけ甘えてきたとき、妻は手際よくバンダナを外し、いつものように笑顔で話しかけつつ、全身を撫でつつ

 

ゆっくりと。

 

確実に。

 

ゆきを地面にねじ伏せました。

 

 

ゆきが一番安心できる人。それが妻です。

ゆきはまだ何かの遊びだと思い、イタズラっ子な表情を妻に見せていたそうです。

隠していたブラシを見せるまでは。

 

妻 「ゆき、きれいきれいしようね(笑顔)」

 

ゆきの表情が一変します。

ゆきの嫌いなものを一つ失念していました。

ブラッシング

です。

 

散歩後にいつもささっとかけるブラッシングですらイヤがります。

あまりにもブラッシングをイヤがるので、痛いのかな?体に合わないのかな?と思い、何種類かブラシを試しましたが結局どれもイヤがりました。

決して力ずくでごりごりやっているわけではありません。

以前、ブラシで食中毒になったというわけでもありません。

 あまりにもイヤがるので、皮膚病を疑い動物病院で診てもらったこともありますが異常ありませんでした。

 

 ブラッシングは大事です。

今日は長男の希望もあって入念なブラッシングが行われたようです。

 

ちなみにバンダナを外した直後のゆきです。

まだ純粋な表情です。

妻の語る一言一句を聞き逃すまいと耳をぴんと前に向けています。

これからのことを考えると心が痛みます。 

 

これからお見せする画像は決して動物虐待シーンではございません。

普通にブラッシングしているだけの画像です。

ちなみに各画像に私が勝手にゆきのセリフを付け加えてみました。

 

念のため閲覧注意とさせていただきます。

 

では。。。

 

 

 

 

 

 

 

GO !

 

 

まずは長男が。

ゆき「へっ!とどかねーよ!」

 

 

ゆき「とどいちゃった!」

 

 

そして妻が。

ゆき「信じてたのに。。。」

 

 

そして妻と長男が。

ゆき「ダブルかよ!!」

 

 

 

そして伝説へ。

ゆき「くぅ~デリシャス!」 

 

おやすみなさい。