牛乳プリン

妻 「長女ちゃんが牛乳プリン作ったよ!」

 

今日の午後、妻から届いたメッセージと1枚の画像。

これは楽しみです!

ついこのまえ、おぎゃぁと泣きながら生まれてきた長女がお菓子を作れるまでに成長しました。

親として子どもの成長は大変喜ばしいですが、同時に親元を離れ去っていくカウントダウンが始まっているような寂しさも感じます。

長女と長男の寝顔を見るたびに、ついつい心の中で「ずっとこのままでもいい。」と思ってしまう自分がいます。

 

ちなみに妻の寝顔に対しては「昔は、か弱い女性だったのになぁ。」とふと懐かしさを感じるときがあります。

誤解しないでください!

今の妻に対して不平不満があるわけではありません!

妻には大変感謝しておりますし、今でも昔と変わらぬ愛情をもって接しているつもりです!

ただ断固として言えることは当時のか弱さは感じられません!長女が生まれ気丈に振る舞うようになり、長男が生まれ我が家を掌握する君主へと昇りつめた妻。

安心して留守を任せられる妻に頭が上がりません!

 

 今日は残業をしている場合ではありません!いつも以上に集中して仕事を片付け無事定時退社。

 私は電車通勤をしていますが、たまに鹿と衝突した等の理由により遅れることがあります。今日は何卒遅れないでください!

 

 

午後7時ころ。無事帰宅です。

 

妻 「先にご飯食べるかい?」

私 「いや、先に牛乳プリン食べたいかな。」

妻 「はいよ。」

私 「長女ちゃん、牛乳プリン作ったんだって?」

長女「うん!みんな美味しいって言って食べてくれたよ!」

私 「そっか!パパも食べたくて急いで帰ってきた!」

長女「おっけー!」

 

冷蔵庫へ行く長女の後ろ姿をニヤニヤしながら見守る私。

おやおや♪ お盆まで用意して()

一体いくつ食べさせようとしているのでしょうかね()

 

長女が冷蔵庫から器を取り出し、器をそっとお盆に載せ、ゆっくりとテーブルに座る私の元へやってきました。

長女「おまたせ!」

 

私 「ん?あれ。。。?」

長女「どうしたの?」

私 「写真で見せてもらったのと違うような気が。。。」

妻 「夕方、友達きてみんなで食べたから、それしか残らなかったよ。」

私 「え?」

妻 「1個だけ残ったけど半分以上食べちゃった♪」

私 「まぁ、長男が食べたならしかたないね()

妻 「ん?私が食べたんだよ。」

私 「。。。」

 

我が家を掌握する妻。

そんな妻に抗議しようなんて考えは毛頭ありません。

泣こうが叫ぼうが残された牛乳プリンは目の前にあるスプーン1杯程度の量しかありません。

味わって10口ほどに分けていただきました。

 

私 「長女ちゃん、すごいおいしかった!」

長女「(にた~っ)」

私 「長女ちゃん、嬉しいとき声出したほうがいいかも。。。」

 

ふと、今日はやけにおとなしい柴犬ゆきを見ると。

 

私 「笑いたかったら、お前も声を出せ。。。」