愛犬の歯磨き

愛犬の健康と躾(しつけ)

一大事です!

長女の歯がグラグラし始めました!

朝食を食べているときにゴリっ!という音色とともにグラグラし始めたようです。

帰宅早々、恐る恐るちょっとだけ触らせてもらいましたが身震いするほどのグラグラです。

 

長女はけっこう綺麗な歯並びで、歯磨きとフロスを欠かさずあまり虫歯にならずここまできましたが、どうやら成長にともなう歯の生えかわりは別物だったようです。

長女がいよいよ歯抜けちゃんですか。。。

子どもが成長するうえで避けては通れない道だということは重々承知していました。親としては子どもの成長は喜ぶべきことなのでしょうが、ちょっと寂しくもあります。

まぁそう遠くない未来に長女が歯抜けちゃんになると思いますので、そのときはまた報告させていただきたいと思います。

 

 

 

歯といえば、実は私、歯磨きは当然しているのですが虫歯になりやすく、2年に一回、早ければ1年に一回は歯が痛みだし通院しなければなりませんでした。

しかも年末年始やお盆といった歯科医院が閉まっている時期に限って痛みだします。。。

で、今の地域に引っ越してきて早々また虫歯になってしまい、近所の歯科医院で治療したついでに相談してみたところ歯間ブラシしなさいと言われ、早速その日から始めてみたところ、この3年間は新たな虫歯にならずに済んでいます。

半年に一回、定期健診と歯のクリーニングのため通院していますが、先生から「お客が減った(笑)」と毎回言われるようにまでなりました。

 

まぁ虫歯になりやすく悩んでいる方は是非一度お試しください。

最初は、歯間になかなか上手にブラシを入れられず、キーーーッ!となりますが、すぐに慣れます。

歯間ブラシも特別なものではなくドラッグストア等で普通に買えるもので十分ですが、最初はL字型でSサイズやSSサイズと小さいものから始めると歯間に入れやすいためお勧めします。

 

 

 

そして、柴犬ゆきも毎晩歯磨きをしています。

動物病院の定期健診で獣医師から

歯石除去手術が必要な患者が増えているよ

早いうちから歯磨きを始めたほうが良いよ

歯石は歯磨きじゃなかなかとれないよ

歯石がつくと雪だるま式に発達していくよ

歯肉炎や歯周病になると愛犬が一気に弱るよ

歯石除去手術は全身麻酔で料金は数万円と高いよ

とのことで、歯磨きを始めることとしました。

 

今、我が家で使っている歯ブラシはペット用品店で普通に売っている指にはめるタイプにものを使っていますが、どうしても歯ブラシが苦手という愛犬には歯磨きシート歯磨きガム等もありますのでお試しください。

 

最初は歯ブラシをとても嫌がり、ゆきの場合は慣れるまでは二週間程かかりました。

慣れさせるコツについて、ゆきの場合を簡単にお話ししますがあくまでの獣医師の指導のもと我が家が実践した場合ですので、必ずしも全ての愛犬がこのとおりになるとは限りません。

 

 

口元を触られることに慣らす

ゆきがそうでしたが、どうやら犬は鼻や口が敏感なようで触ろうとすると顔をそむけるなど極端に嫌がります。

ですので、いきなり歯ブラシでゴシゴシ磨こうとはせず、最初は飼い主の指で愛犬の口元や鼻に軽く触れ、慣れてきたら唇をめくったり、犬歯に触ったりして、嫌がらず素直に触れさせてくれたらとにかく褒めます。

これは遊び。言うとおりできたら褒められると覚えさせます。

ゆきの場合、この過程をクリアするのに2日でした。

 

 

歯ブラシに慣れさせよう

口元に触られることに慣れてきたら、いよいよ歯ブラシの登場です。

が、実際に歯磨きするのはまだ先のお話となります。あせってはいけません。

最初、歯ブラシを見せるとオモチャだと思って噛もうとしたり奪い取ろうとしましたが

噛んだら隠す

舐めたりニオイを嗅ぐだけなら褒める

をとにかく繰り返し、これは遊びと思わせました。

時々、歯ブラシを愛犬の鼻に軽くちょんとタッチしたり、唇をめくって犬歯に軽くちょんとタッチして歯ブラシが口元に触れることに慣れさせます。

もう一つのコツは、愛犬が噛んでも良い好きなオモチャ(ゆきの場合はロープのようなオモチャでした)と歯ブラシを持って飼い主の後ろに隠し、それを交互に見せ、オモチャを取ろうとしたら褒め、歯ブラシを取ろうとしたら無表情で隠すを繰り返しました。

ただし、愛犬が夢中になりすぎると勢いあまって飼い主の手が噛まれるかもしれませんので十分お気を付けください。

ゆきの場合、この過程をクリアするのに2日でした。

 

 

いよいよ歯磨き(外側編)

歯磨きといえば外側だけではなく、内側も磨かねばなりません。

ただ、内側を磨くのはもう少し先とし、まずは外側を磨くことに慣れさせます。

ここまでくると既に口元を触られる、歯ブラシに慣れているという状態ですので、ゆきは意外とスムーズにその日のうちにクリアしました。

まぁ最初からゴシゴシ磨きたいところではありますが、最初は優しく撫でるように磨いていきます。

ちなみに、軽く撫でているにも関わらず初日は歯茎から軽く出血しましたが、翌日には出血しなくなりました。

もし愛犬の出血が心配、出血が止まらない等といった場合は動物病院を受診してください。

 

 

いよいよ歯磨き(内側編)

ゆきが一番苦労した過程で、クリアするのに10日程かかりました。

とにかく徹底して甘噛みをやめさせたゆき。

口を閉じた状態でこちらから歯を触る分には抵抗しませんが、口を開けた状態でこちらから歯を触ろうとすると激しく顔をそむけ、ときには逃げ出しました。

そもそも口を開けてくれません。。。

そんなときは、お膝にゴロンです。

ゆきに限っての話かもしれませんが、私があぐらで座り、その上にゆきを寝かせ、顔を私のほう向けさせます。

すると、不思議と口を半開きにし甘えた表情で見つめてきましたので、毎日少しづつ歯ブラシを口の奥へ奥へとじょじょに入れていき慣れさせます。

簡単なようですが、この過程をクリアするのはかなりの根気が必要でした。。。

 

 

最後に

愛犬の歯磨きは獣医師からも説明されましたが、なかなかの根気が必要です。

元気な愛犬と末永く暮らすためにも是非挑戦してみてください。

最初は抵抗するとは思いますが、慣れてくれば歯を磨かれる愛犬の姿がけっこうかわいいですよ。