帰宅すると玄関に壊れたイス。
懐かしいですね。
厳密に言うとイスではなく踏み台です。
長女の腰が座ったとき、それまで使っていたバンボベビーソファを卒業。
※長女0歳時に使用していたバンボ
背もたれ付きのイスを購入したのですがテーブルとの高さがあわず、妻が使用していた踏み台に座らせたところ、丁度良く現在までイスとして愛用してきた一品です。
※現在使用中の背もたれ付きのイス
本来の使用用途は踏み台ですので、当然、背もたれはありませんが長女はたいそう気に入り、食事のとき、テレビを観るとき、ちょっと高い場所にある欲しいものを手に取ろうとするき常に愛用し、お気に入りのシールを貼りまくっていました。
う~ん。ついに壊れましたか。。。
形あるものはいつか壊れると言いますし、しかたがありませんね。
成長する長女の体重に耐えかねてしまったのでしょう。
こうしてこれからも少しずつ思い出の品が失われていくのでしょう。
まぁ思い出、思い出と後生大事に全部とっておくこともできませんし、ましてや壊れたものを保管しておくスペースは我が家にはありません。
成長の過程で壊れてしまったら捨てる。
丁度良い区切りということで記念にイスの写真を撮り我が家のアルバムに納めたいと思います。
いつの間にやら涙がこぼれ落ちてきました。。。
でも泣いている父親の姿を長女と長男に見せるわけにはいきませんので、ティッシュで涙を拭い去り妻と姉弟が待つリビングへ笑顔で向かいます。
リビングで一家団欒中。
妻からは今日も長男と柴犬ゆきを連れだって、いつものコース、いつもの公園といつもどおりの散歩へ行ったことを聞き。
長女からは友達やゆきと遊んだこと、学校での出来事などを聞きながら談笑していると、あっという間に寝る時間になってしまいました。
我が家そろって就寝準備をし寝室へと向かいます。
妻 「ところで何で踏み台の写真撮ってたの?」
私 「長女ちゃんが使ってたイスを捨てる前に記念撮影しておこうと思って。」
妻 「あれ踏み台だよ。」
私 「うん、確かイスとして気に入ってたよね。」
妻 「いや。」
私 「またまた(笑)使ってたよね?」
妻 「いや。」
私 「たまには使ってたよね?」
妻 「いや。あれは私が使ってた踏み台だ。」
私 「長女が座ったら壊れたんじゃないの?」
妻 「今日、棚の上の昆布取ろうとして私が乗ったら壊れたよ。」
意外と曖昧だった私の記憶。
どうりで長女が生まれたときからの画像を全て確認しましたが、壊れる前の踏み台に座っている長女の画像が全くないはずです。。。
目を凝らしてがむしゃらに探した時間を返してほしいですね!ついでに目の疲れも取ってほしいものです!
ちなみに長女用として買った当時のイスは確かにサイズが合わず、妻が牛乳パックで作ったイスをしばらく使用し、そのあとテーブルに固定できるテーブルチェアを買って使っていたようです。。。
※牛乳パックで作ったイス
※長男も使ったテーブルチェア
妻 「記憶大丈夫か?」
私 「ほんとはちょっとだけイスとして使ってた時期ないかい?」
妻 「ない。」